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小樽ゲストハウスハーベスト|Otaru Guesthouse Harvest

〒047-0036 北海道小樽市長橋1-2-3
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ハーベストの本棚:第4回『乙嫁語り』(1~5巻)

      2016/02/17    小樽総合デザイン事務局

小樽ゲストハウスハーベストにある本を紹介するハーベストの本棚

こんにちは、小樽総合デザイン事務局の中村です。

ゲストハウスハーベストにある本を紹介する「ハーベストの本棚」。
第4回は『乙嫁語り』です。
2016年2月現在、既刊8巻で、ハーベストには5巻まであります。

「乙嫁」とは、「弟の嫁」「年少の嫁」を意味する古語で、本作では「美しいお嫁さん」としています。(Wikipediaより

舞台は19世紀後半の中央アジア。
「お嫁さん」をテーマに、当時の人々の生活や文化を描きます。

 

書き込み量がおかしい

まずこれを言いたい。

書き込み量がヤバイ。
中央アジアの民族衣装って、模様がすごく細かいんですよね。
それをまさかの手描きでひたすら描きこんでいます。
もうね、ヘン○イの域です。(褒めてます)
しかも、ほとんどアシスタントさんに頼らず、自分で描いているそうで。
描きこみすぎて、もう資料見なくても描けるそうです。

このへんはあれですね。
Youtubeに動画があるので見てもらった方が早いですね。

苦行か拷問にしか見えない。

 

中央アジアの文化

作者の森薫先生いわく、舞台を19世紀後半にしたのには理由があるそうです。

あの地域(中央アジア)は長い間口承文化だったんで、文字資料自体が少ないですね。「乙嫁」は19世紀後半、第1次世界大戦前の中央アジアを舞台にしてるんですが、これは理由があって、この時代だとヨーロッパが調べたりしているので、割と資料が残っているんですよ。資料もあって伝統も残っている時代、という。これが第1次大戦以降、ソ連になってしまうと大分(風習が)変わってしまうんです。

コミックナタリーより

とまあ、こんなわけです。

しかし、当時の結婚事情というのは、なかなかカルチャーショックを受けます。
(今でも地域によっていろいろですけど)

まず、結婚相手はほとんど自由に選べない。
家長である父親が「誰それと結婚しろ」と言ったら、それに逆らうのは困難です。
当然、今のように“交際期間を経て”なんてことはありません。
それでも不思議と夫婦間の愛情は芽生えるんですよね。

本作の主人公アミルさん(20)もそういう事情で嫁入りします。
お相手はカルルク君(12)。まさかの8歳差。

いやいいんですよ、年の差婚。
いいんですけど、相手が12歳はちょっと衝撃。

でも、当時の中央アジアではそれが普通。
むしろ20歳まで結婚していなかったアミルさんの方が普通じゃないわけで。

これは中央アジアに限らずでしょうけどね。
日本だって昔は早かったですよね。たぶん。

もっとも、アミルさんはカルルク君との初対面でちょっと驚いていたので、やっぱ珍しいのかも。

そんなこんなで、アミルさんとカルルク君、そして他の人々を通して、当時の生活模様が描かれていくわけです。

 

イケメンすぎるアミルさん

カルルク君(12)のところに嫁いできたアミルさん。
まだちょっと頼りなさの残るカルルク君をぐいぐい引っ張ります。

まず狩りが上手い。滅茶苦茶上手い。
ウサギを狩るなんて朝飯前。
飛んでる鳥も一発で射落とします。

もちろん、狩った後の処理もお手の物。
獲物が生きていても手早く捌きます。(物陰から何かが暴れる音と叫び声が聞こえてくる)

出かけた切り帰ってこないのでカルルク君が探しに行くと、そこにはたくさんの獲物をかかえたアミルさんの姿が・・・なんてことも。

こんなの見せられたらカルルク君だってそりゃ惚れますよ。
頼りになりすぎ。

こんなアミルさんですが、普段は割と奥ゆかしいです。
乱暴なわけでもなく、夫を尻に敷くこともない。
気は優しくて力持ち。なんてイケメンなんでしょうか。
こういう男になりたい(?)ものですね。

 

あとがきも面白い

この本、あとがきも好きです。
作者と謎の人形が本作のアレやコレを解説してくれます。
しかも、やたらとテンションが高い。
普段もこんなテンションで描いているんでしょうか。

あとがきの中で森薫先生はおっしゃっていました。
細かい模様をひたすら描きこんでいるとき、ああ生きているのだ、と感じると。
とりあえず幸せそうで何よりだと思いました。

 

おわりに

いかがでしょうか。
具体的なストーリーは紹介しませんでしたが、なかなかドラマティックです。派手な話ではないですけど。
8歳差カップル、アミルさんとカルルク君がどのような運命をたどるのか、そしてアミルさんの他にも登場する乙嫁たちの結婚事情はどう動くのか、ぜひその目でお確かめください。

以上、中村でした。

小樽総合デザイン事務局

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